西山田的雑記

ギターの片手間に、音楽のことやぼくのこと。

おうたのはなし

 

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 明日もバイトなのによく飲んでしまった…ある程度の日本酒はやっぱり美味しいね。じゅうぶん酔っ払ったところで、弾き語りや歌の話。

 

 この世には元々歌が溢れていて、それはオリジナルだったりカバーだったり…ブルースで言えば、もはや誰が起源かわからないスタンダードナンバーなんて腐るほどあると思ってる。しかも、今の世の中かんたんに歌をアップロードできるシステムが充実してるから気軽に歌えるわけ。

 だけど、一体何を思って歌うのか…それは人によってかなり異なると思う。カラオケと弾き語り、そしてバンド。それぞれ楽しみ方のベクトルがそもそも違っていると勝手に考えている。

 

 まずカラオケは大きな声で好きな曲を歌って気持ちいなって感じ。

 弾き語りは自分の曲だったり他の人の曲だったり、それを気持ち込めて歌ってなんぼってところがあると思う。

 そしてバンド。バンドはボーカルが花形だけど、やっぱりバックサウンドがあってこそのものだから歌だけってわけにいかない。

 

 と、三種類あれば三種類の楽しみ方があるわけだ。ぼくはカラオケにもいくし、弾き語りもするし(TMBOXに投稿してるから!)、バンドもやっていたからそれぞれわかる。

 のだけど、やっぱりぼくは歌詞が好きなので歌詞を聞いてしまう傾向にあるらしい。そして歌うときもどうしても歌詞を意識して…という言い訳をしながらガナってしまったりするわけ。

 それが音楽的に正解かどうかなんてわかんないけど、それをバカにされるとムカつくんだよなぁ…そりゃあ綺麗に歌うのが万人受けするなんてわかってるんだけど、そんなことぼくにはできないし、なによりぼくは上手に歌えないのに愚直に歌ってる人の歌が大好きなんだ。って言い方が悪いかもしれないけど…

 エレカシの宮本だってくるりの岸田だってバックホーンの山田だって、そりゃ程度の差こそあれど上手いのだけど、普通に聞いちゃえばAlexandrosやRADWIMPSのが聞こえがいいに決まってる。決まってるんだ。

 それでもぼくは前者の音楽のが好きだし、汗だくでがなってる姿が好きで、そんな音楽を聞いたときに、いいなぁって思っちゃう。

 

 マイノリティだとは思ってないけど、話せば話すほどマジョリティではない気がしてくる。

 ぼくがその域に達することはできないことだけど、ぼくはそのヒーローたちに日々憧れてる。

 

 それだけ。